2015年2月10日火曜日

卒業研究おわったー

ご無沙汰していました
ヒロです


先月2月7日に卒業発表をなんとか終えました。
見てくださった教授の研究テーマに反論する形の研究テーマだったので予想通りきついお言葉をいただきました(泣)
その理由と研究を通して得られるものについて今回は少しお話します。
まず、私の研究ですがテーマとしては「光学系の設計の簡単化」です
光学系の設計の簡単化にあたりターゲットとしたのは全周囲映像と呼ばれるものです。



昨年リコーから魚眼レンズを使ったθ(シータ)と呼ばれる手軽に全周囲映像を撮影するツールが出ました。


スカイダイビングみたいなエクストリームスポーツや絶叫マシンなどの目まぐるしく状況が変化する場面でやっている人がどんな景色を見ているのかを直感的にみることが出来るツールです。値段も機能の割にかなり高機能です。
他にも全周囲映像は使われています。
グーグルのストリートビューでは全方位カメラを使って高解像度の映像をサービスに組み込んでいます。


全周囲映像の利用の有効性を少しは感じてもらえたかと思います。
でも実際に全周囲映像を使うとなると画像処理で幾何的な変換が必要であったり、平面ディスプレイ以外の立体ディスプレイ(円筒形や球形)への実装は初めてやる場合は準備するものが多かったりや計算等で設置の障壁が高いです


私の今回の卒業研究は立体ディスプレイを用いた全周囲映像の再生のためのソフトウェアとハードウェアの設計を簡単に設計出来る方法の提案でした


見た下さった教授の研究は画像処理をツールとしてやるものなので、きついお言葉も出たという背景がありました。
研究内容はそれくらいにして、得たものについて大きなものは2点あります


1.研究の流れ
私が所属する研究室は1人1テーマなので分担などは無く、0から全て自分が関わります。
なので機材の準備や実験の設計、参考文献の収集などで、どうやるべきかという考え方の面で大切にするべきポイントが身に付きました


2.テーマの大切さ
いざ研究を進めていてやりたいものが他に見つかった時に自分の研究テーマに組み込めないことがあります。なぜ組み込めないかというと教授や指導担当の方からテーマと違うと指摘を受けるからです。自分のテーマの根幹がなんなのかをはっきりさせて、そういった時に相手を説得できる力を身につけることがとても重要だと感じました。
卒業研究おわったー、の話は以上です


ではでは~