2013年3月17日日曜日

さよなら、パンスターズ

(投稿者:みのこ)

こんにちは!

3月にはいり、長期休暇中のみのこです。
1ヶ月のオヤスミ、6月卒業の私は、いまこの時期、卒論をバリバリ進めるのが理想・・ とはいっても・・ねぇ?(卒論は5月に提出)

さて、天文ファンのみなさま、パンスターズ彗星はごらんになられましたか?
この彗星は遠くはなれたオールトの雲(小天体の集まり)からやってきたと考えられています。遠くから放物線を描いてやってきたこの天体は、今月の10日に我々の太陽に最も近付き、そしてまた遠ざかっています。彗星によっては、何年かに一度の周期で太陽に戻ってくるものもありますが、パンスターズ彗星はもう二度と戻ってこないといわれています。
17日現在は、太陽からだんだんと、遠ざかっているんですね。さようなら、パンスターズ・・。

太陽の近くにある今月は、パンスターズ彗星が明るくみえるチャンス!!逃したらもうパンスターズには会えない!!
・・と、いうわけで、12日は卒研をほっぽりだして、会いにいってきました。


箱根まで。(富士山・・すっごい綺麗だった)

箱根の山のエリアをグルグルとめぐり、みつけた観測スポット(登山道横の登山者のための駐車場)からだと、富士山の左のほうに太陽と彗星が沈んでいくようにみえました。超ナイスヴュー。

私たちの車しかとまっていない、ガラすきの駐車場で機材など色々セットしていましたら、よっぽど怪しくみえたのか、パトロールの車がぐるーっと私達のまわりをまわっていきました(汗
パトロールのおじさんの目・・不審者をみる目だった・・。(すぐに去っていった・・

でも、しばらくすると、他の車も数台やってきました。みなさん、目的はパンスターズ!!
みんなでワクワクしながら、双眼鏡・望遠鏡・カメラをパンスターズが現れるであろう方向にむけ、彗星を探す!
わたしは、ビデオ撮影用の画面にうつる小さな飛行機雲に惑わされっぱなし・・。

辛抱強く探し、そしてついに・・


あったー!!
太陽が沈んでしばらくすると、西の空の低~い位置に、パンスターズ彗星がみえました。
写真をよーくみると、一番明るい点から、左上にむかって、モヤモヤっとしたものがのびていますね。これが、彗星の尾です。

人生で初めて彗星をみたので、本当に感動しました。
しばらくみていると、太陽を追うようにして、パンスターズ彗星も西に沈んでいきました。

3月のパンスターズは日没後の西の空の低い位置に現れます。沈んでいく太陽をおうようにして、パンスターズ彗星も沈んでいくので、みえる時間は、太陽が沈んですこし空が暗くなった時から数分。低空なので、建物がある場所や、黄砂やかすみが酷い時は見えづらいですが・・

天気がよい日を選び、見晴らしのよい場所を探せば、きっとみえるはず。
みなさまもぜひぜひ、観測にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!


パンスターズ彗星(と、箱根の温泉)から元気をもらった私は、卒論奮闘の日々に戻っていったのでした。

2013年3月11日月曜日

ジュニアセッションの思い出

こんにちは。リュウです。

来週20(水)~23(土)はいよいよ日本天文学会の2013春季年会です。
そして23日はジュニアセッションの口頭発表があり、発表する高校生や
指導するTAは準備に勤しんでいます。

この春から社会人になる私にとってこの3月は社会人への準備期間でもあり、
16年に及ぶ学生生活を振り返る期間でもあります。その中からジュニアセッションを
振り返ります。

私が参加したのは10回目の2008年でした。この時は東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されました。前年の12月から研究の仕上げをし、予稿を書き、スライドを作成し、ポスター発表用のポスターを作りました。学校の部活やテスト、卒業式の準備などと並行してやっていました。時には教室で放課後1人で残ってやったこともありました。

前夜は深夜2時ころまで起きて、スライドの作成や発表のリハーサルをやっていました。

そして本番の日。会場には高校生から学会の権威の先生方まで約400名がいたことを今でも鮮明に記憶しています。そんなことを意識して緊張し、原稿通りに話すことで精一杯でした。

こうして振り返ってみると、大舞台で思うように話せなかった経験もしましたが、その後の人前で話すことへの自信につながったという意味では貴重な経験もしたといういい思い出でもあります。

今年のジュニアセッションの口頭発表まであと12日。場所は埼玉大学です。

2013年3月6日水曜日

学部終了のお知らせ

キューバに3ランホームランを決められ、筆が止まっているソマノヌシです。

野球の結果は残り1回での侍JAPANに期待するとして、近況報告をさせていただきます。

本日卒業許可発表があり、無事卒業することができました。
4月からは同じ大学の修士課程に進学します。
研究もひと段落し、あとは論文を書くのみです。

さて、友人が余らせた青春18きっぷを譲り受けました。
最近車に乗るようになったので列車に乗るのは久しぶりです。
2回分残っていますのが、1回は現行のダイヤで引退する列車に乗るための移動に使おうと思っています。

最後の1回は今のところ未定ですが、どこかの温泉にでも行こうかと思います。
普通や快速しか乗れませんので、遠出は難しそうですね。

侍JAPANの健闘に期待し、本日はこれで失礼します。

2013年3月5日火曜日

世界が止まる90分


<Text  by ダヴィデ>


 日本時間3日未明、日本サッカー界にとって衝撃的な出来事が!英国の名門、マンチェスター・ユナイテッドに所属する香川真司が、ハットトリック(1試合で3ゴール)を達成!

 今日5日(日本時間6日午前5時)には、そのマンチェスター・ユナイテッドが、C・ロナウドらのスーパースターを擁すレアルマドリードと対戦する。恐らく500万人以上の日本人(だいぶ盛ってるかも?)、10億人以上の地球人(こちらはどっかの学者の予想)が待ち望む究極の一戦、まさに世界が止まる90分である。この一戦で香川が得点を決めたら、サッカーファンならずとも、いやがおうにもこのニュースを目にすることになる。(この投稿を読むときには、すでに結果が出ている方も多いと思います。)

レアルマドリードのCロナウド
(C・ロナウドのFacebookより)
ハットトリックを達成した香川
(マンチェスターユナイテッドのFacebookより)
 

 振り返ると、香川は去年の10月末から約2ヶ月間、膝の負傷により欠場していた。先日、日本代表の長友も膝を負傷したし、本田圭佑も1年前に膝を損傷した。躍進を期する日本代表にとって各選手の「膝」の状態がアキレス腱とならないことを願う今日この頃である。


話は変わり、昨日、テニスのナダルが復活したというニュース入ってきた。



僕はあまり、テニスには興味はないのですが、このニュースはとても興味深いものだった。
というのも、ナダルが長期離脱をしていた原因は「膝」の故障だったからだ。そう、「膝」である!そして、この復活劇は「PRGF」という新たな治療法の存在なくして語れない!
 
 この治療法はサッカー界ではC・ロナウドやメッシを始め、本田ら多くの選手が使っている。(恐らく、香川と長友は使っていない)

今日はこの「PRGF」について話したいと思います。
タイトルはあまり関係ありません。

ここで、簡単にこの治療法について簡単にまとめます。

PRGFの概要>

  • Plasma Rich in Growth Factorsの略。
直訳は、「血漿中の活性化した豊富な成長因子」※ニュアンス的には修復因子
平たく言えば、「血小板を多く含む血漿」のこと

  • スペインのBTI社の研究者が開発した再生医療の一つ。

(日本でも行われているが、本場はスペイン)
  • 歯周病など口腔関係の治療のために開発された。
  • 5年前からスポーツ医療にも使われる。


PRGFの日本語公式ページはこちら



再生医療」といえば真っ先にIPS細胞を連想しがちで、「近未来の医療」だという認識が強いと思います。しかし、すでに始まっている再生医療もあるわけです。

実際、僕もこの治療を体験しました。親知らずの抜歯です。
どのような手順を踏んだ治療だったのか、このブロクでは簡潔に説明します。

  • まず、抜歯を始める前に、採血をします。


  • 次に、抜歯をしてもらうのですが、その間に採血した血を使って、PRGFつまり修復因子を作ってもらいます。


  • 採血した血に薬を加え、遠心分離機にかけます。(左の写真)

この機械が数億円するらしいです。
大学1,2年生の実験の授業で使うのとはレベルが違いますね。





     

分離後の血液です。上の黄色い層に「成長因子」がたくさん入っています。

下の層は赤血球を中心としたものでできています。まさに赤(というより黒?)ですね。白血球も下の層にあります。


上の層にあるのは血小板です。
血小板が黄色いと知らなかった方!
成分献血に協力して、自分の血を直に見てください!









温めて、プリンのような形状にします。







抜歯を終えると、元々歯があった場所は穴ができた状態になります。普通の治療はここで縫合するのですが、この穴にPRGFを詰め込んでから、縫合します。(被写体は私、ダヴィデです)

これで治療は終わりです。





すると、このPRGF内の成長因子が、骨や組織の再生を促し、通常よりも早く治るわけです。

元気な部位の血液をとって、分離して血小板とフィブリンの濃度を高め、それに薬剤を加えることで、修復したい部分の、修復に必要な成分の濃度を高める。


因みに僕は、左下の親知らずは普通の治療法で抜いて、右下の親知らずをPRGFで抜いたのですが、PRGFの方が、

治療の当日、翌日は痛いが、3日目にピタッと痛みがなくなる。

ことがわかりました。(個人の感想です。)
一旦収まったら、もう完璧です。あっという間に歯肉が出来上がっています。一日目がとても痛いのは、まだ腫れている段階なわけで、詰め物をしたらもっと腫れるという理屈です。(おそらく)

ちなみにCGFという治療法もあります。これはPRGFと似ている方法なのですが、採血したのを、分離し、(薬を入れないで)そのまま詰め込むというシンプルなものです。
自分の血を移動しただけなので、効果はPRGFと比べて小さくなりますが、安全かもしれませんね。

抜歯が苦手なあなた!是非試してみてはいかがでしょうか。

長文をここまで読んでくださったあなた!
「○○選手が膝の治療のためスペインへ・・・・」
というようなニュースを見た時、「あー、あれか」と思い出していただけたら幸いです!
 

2013年3月4日月曜日

入学手続きができないかも!

先日、大学院の入学手続き書類が送られてきました!
やった、無事に修士に進学できるなぁ。と、ホッとしました。

しかし、書類を読んでいたら、「3月26日に提出に来ること。」と書かれていて焦りまくり><
なんと、銀河学校の開催期間中じゃないですか、TAで参加してる予定ですよ!!!

ちゃんと全部読み直したら、郵送手続きもできるようなことも書いてあり一安心という落ちでしたが、こういう事って焦ってしまいますよね。。。

4月からは大学院での講義も始まり忙しくなりますが、多くのことを吸収できるよう頑張って行きたいです!
そして、今やっている観測所のお手伝いやSS の活動も出来る限り参加していければなと思ってます。

2013年2月25日月曜日

ズル休みの自由研究

こんばんは、昨夜から脇腹が痛いソマノヌシです。

今日は通学している大学が入試関連で立ち入り禁止だったので、近くの温泉に行ってきました。

その温泉は5のつく日はリンゴを浮かべたリンゴ風呂が楽しめます。

リンゴを浮かべたと書きましたが、身の回りにある野菜、果物は水に浮くものと沈むものがあります。

目安としては、収穫するときに地面の下にあるものは水に沈み、地面の上にあるものは水に浮きます。ただし、玉ねぎや梨など例外もあります。玉ねぎは収穫するとき地面の下ですが、水に浮きますし、梨は木に生っていますが水に入れると沈みます。リンゴと大きさや形が似ていますが、特徴が違います。

さて、今日のリンゴ風呂ですが、とても興味深い現象がみられました。
リンゴは50個程あったのですが、そのうちの約7割はヘタを上にしてお行儀よく肩まで浸かっていました。残りの約3割はどう頑張ってもヘタが上になりません。何ともお行儀が悪いです。

リンゴを温泉に浮かべたときの行儀の良し悪しは何が原因なのでしょう。

私なりに調べたところ、行儀のいいリンゴは見栄えのいいリンゴでした。
行儀の悪いリンゴは横から見ると左右の身の付き方に偏りがあるものばかりでした。

贈答用のリンゴは水に浮かべれば簡単に判別できそうです。

最後になりますが、リンゴの形と味に相関はないといわれています。
本記事の行儀という表現はあくまで見た目だけの話ですので、農産物の外見と中身の評価は独立していただくようにお願いします。

自己紹介(A)

はじめまして、(A) です。
 文章を書いたりするのは苦手なので、読みにくいかもしれませんが、ご容赦願います ><

銀河学校の予備観測や他のお仕事の関係で、今日から観測所滞在です。
(やっぱり、寒いでね~)

さて、自己紹介ですが、工業大学に所属している、男性です。
通信工学を専攻として、信号処理(主にアナログ回路ですが)を研究しています!
今時アナログ回路って珍しいと思われるかもしれませんが、デジタル全盛の今の時代だからこそ重要な研究分野と言えます。
そして、知られていない所でアナログ信号処理の回路は身の回りにたくさんあります。