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by ダヴィデ>
日本時間3日未明、日本サッカー界にとって衝撃的な出来事が!英国の名門、マンチェスター・ユナイテッドに所属する香川真司が、ハットトリック(1試合で3ゴール)を達成!
今日5日(日本時間6日午前5時)には、そのマンチェスター・ユナイテッドが、C・ロナウドらのスーパースターを擁すレアルマドリードと対戦する。恐らく500万人以上の日本人(だいぶ盛ってるかも?)、10億人以上の地球人(こちらはどっかの学者の予想)が待ち望む究極の一戦、まさに世界が止まる90分である。この一戦で香川が得点を決めたら、サッカーファンならずとも、いやがおうにもこのニュースを目にすることになる。(この投稿を読むときには、すでに結果が出ている方も多いと思います。)
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レアルマドリードのCロナウド (C・ロナウドのFacebookより) |
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ハットトリックを達成した香川 (マンチェスターユナイテッドのFacebookより) |
振り返ると、香川は去年の10月末から約2ヶ月間、膝の負傷により欠場していた。先日、日本代表の長友も膝を負傷したし、本田圭佑も1年前に膝を損傷した。躍進を期する日本代表にとって各選手の「膝」の状態がアキレス腱とならないことを願う今日この頃である。
僕はあまり、テニスには興味はないのですが、このニュースはとても興味深いものだった。
というのも、ナダルが長期離脱をしていた原因は「膝」の故障だったからだ。そう、「膝」である!そして、この復活劇は「PRGF」という新たな治療法の存在なくして語れない!
この治療法はサッカー界ではC・ロナウドやメッシを始め、本田ら多くの選手が使っている。(恐らく、香川と長友は使っていない)
今日はこの「PRGF」について話したいと思います。
タイトルはあまり関係ありません。
ここで、簡単にこの治療法について簡単にまとめます。
タイトルはあまり関係ありません。
ここで、簡単にこの治療法について簡単にまとめます。
<PRGFの概要>
- Plasma Rich in Growth Factorsの略。
直訳は、「血漿中の活性化した豊富な成長因子」※ニュアンス的には修復因子
平たく言えば、「血小板を多く含む血漿」のこと
(日本でも行われているが、本場はスペイン)
- スペインのBTI社の研究者が開発した再生医療の一つ。
(日本でも行われているが、本場はスペイン)
- 歯周病など口腔関係の治療のために開発された。
- 約5年前からスポーツ医療にも使われる。
PRGFの日本語公式ページはこちら。
「再生医療」といえば真っ先にIPS細胞を連想しがちで、「近未来の医療」だという認識が強いと思います。しかし、すでに始まっている再生医療もあるわけです。
実際、僕もこの治療を体験しました。親知らずの抜歯です。
どのような手順を踏んだ治療だったのか、このブロクでは簡潔に説明します。
- まず、抜歯を始める前に、採血をします。
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- 次に、抜歯をしてもらうのですが、その間に採血した血を使って、PRGFつまり修復因子を作ってもらいます。
- 採血した血に薬を加え、遠心分離機にかけます。(左の写真)
この機械が数億円するらしいです。
大学1,2年生の実験の授業で使うのとはレベルが違いますね。
分離後の血液です。上の黄色い層に「成長因子」がたくさん入っています。
下の層は赤血球を中心としたものでできています。まさに赤(というより黒?)ですね。白血球も下の層にあります。
上の層にあるのは血小板です。
血小板が黄色いと知らなかった方!
成分献血に協力して、自分の血を直に見てください!
温めて、プリンのような形状にします。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjWUuSynbAngsIin2k2D4rFCTeAQIwjJviP2DqWLtd9svTlgAKe4GTC3KslB8xkP1_AnFEFfvIi-AopQ_RmtIw0-WdrTLuNanr3Cthjv9VulKbVplVn8RzrL4B22edEf87nHWONKBVKqhSb/s320/%E5%86%99%E7%9C%9F+2011-09-11+18+37+32+-+%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC.jpg)
これで治療は終わりです。
すると、このPRGF内の成長因子が、骨や組織の再生を促し、通常よりも早く治るわけです。
元気な部位の血液をとって、分離して血小板とフィブリンの濃度を高め、それに薬剤を加えることで、修復したい部分の、修復に必要な成分の濃度を高める。
因みに僕は、左下の親知らずは普通の治療法で抜いて、右下の親知らずをPRGFで抜いたのですが、PRGFの方が、
治療の当日、翌日は痛いが、3日目にピタッと痛みがなくなる。
ことがわかりました。(個人の感想です。)
一旦収まったら、もう完璧です。あっという間に歯肉が出来上がっています。一日目がとても痛いのは、まだ腫れている段階なわけで、詰め物をしたらもっと腫れるという理屈です。(おそらく)
ちなみにCGFという治療法もあります。これはPRGFと似ている方法なのですが、採血したのを、分離し、(薬を入れないで)そのまま詰め込むというシンプルなものです。
自分の血を移動しただけなので、効果はPRGFと比べて小さくなりますが、安全かもしれませんね。
抜歯が苦手なあなた!是非試してみてはいかがでしょうか。
長文をここまで読んでくださったあなた!
「○○選手が膝の治療のためスペインへ・・・・」
というようなニュースを見た時、「あー、あれか」と思い出していただけたら幸いです!
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