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2016年3月18日金曜日

頑張りすぎは・・・禁物

来週22日(火)~25(金)に木曽観測所で行われる銀河学校のTAを務める、
私ダヴィデにちょっとした悲劇が起こりましたのでご報告です。

一昨日、水曜日のことです。

用事を終えて夕方に一旦帰宅。
「よし、ジムに行こう。来週は銀河学校で運動できないから、今日は徹底的に追い込もう!」
と意気込む。

一通り、普段のメニューをこなしたところで、
「今日は調子良いな。まだ、イケる」と感じて、高負荷のトレーニング。
そして、帰宅。入浴。夕食。

しばらく自室で作業し、ふとリビングに行くと、
母と妹が「相棒」のスペシャルを見ている。

「こいつが犯人だな」と何となく発言、
すると、
妹「目、真っ赤だよ?どうしたの?」

「え?俺が?」

母「本当だ!どうしたの?」

「は?どうもしない。鏡!」

鏡の前に行く。自分の目をよく見ると、確かに真っ赤。
血走ってるとかじゃなくて、一部が血の海になっている。

「全く心当りはない。痛くもかゆくもない。明日眼科行くよ」
と言ったところで父帰宅。

「おかえり~」

父「お、結膜下出血になってるじゃん。痛みとかゆみは?」

「ない。大丈夫なやつ?」

父「放っておけば1週間ぐらいで治る。」

と言われたものの、とりあえず翌日眼科へ。





医者「症状はいつから?」

「気づいたのは昨晩です」

医者「昨日、何か瞬間的に血圧の上がるようなこと、
例えば激しい運動をしましたか?」

「夕方、ジムで筋トレをしました」

医者「全力で?」

「はい。無酸素で」

医者「結膜下出血です。治るまで血圧の上がるようなこと、
例えば、筋トレ、飲酒は禁止です。一週間ぐらいですね。他の日常生活は問題ありません」

「わかりました」

医者「それから・・・興奮するようなことは良くないですね」

「わかりました」






数時間後。都内某所で飲み会。
着席をして、「乾杯、生じゃない人?」という幹事の声に対して、
「ウーロン茶」と返答。

周りに少し不思議がられたが、
ここで「筋トレのしすぎで白目の血管、切っちゃいました~」
なんて言っても
ドン引きされる(&信じてもらえない?)だけなので、
飲めない人を装う。

飲み会スタート。

時間の経過とともに感じる周りとの温度差。
周りは完全にスイッチを入れてきている。

どうにもつまらないので、ウーロン茶でスイッチを入れようとしたが、
ふと医者に
「興奮してはいけない」
と言われたことを思い出す。


ここで考える。

①筋トレをしない→自制可能
②酒を飲まない→自制可能
③興奮しない→自制可能?自制不可能?


「興奮してはいけない」と言われて「わかりました」と答えたものの、
そもそも

「意思を司る大脳新皮質によって、ドーパミンやアドレナリンをコントロールできるのか?」
「そんなことは簡単にできないからこそ、薬物中毒者が・・・・」


というようなことを考えているうちに、飲み会終了。
生き地獄のような飲み会を終えて帰宅の途。

また考える。
来週の銀河学校は・・・
①筋トレをしない→さすがに観測所で筋トレしようとは思ってない

②酒を飲まない→最終日の打ち上げが・・・という気持ちではあるが、仕方ない。
25日には治ってるだろう、という望みはあるものの、飲まない方が賢明ではある。

③興奮しない→不可能
銀河学校中にTAが落ち着き払っているという光景は想像できない・・・

まあ、開き直っていきます笑






p.s. 何で酒飲んでる人は声のトーンがあんなに大きくなるんですかね?
大声出さなくても普通に聞こえるのに・・・・
酒を飲んでない人からすると、迷惑千万ですね笑



2015年12月3日木曜日

はやぶさ2 地球スイングバイ

こんにちは、

只今、半袖で電車に乗車して周りから少し変な目で見られているダヴィデです笑


さて、今日、「はやぶさ2 地球スイングバイ」があるのはみなさんご存知でしょうか?

JAXAの発表では、最接近は本日午後7時8分ごろ、ハワイ上空3090kmを通過するようです。

この様子は、家庭用の望遠鏡では観測できないのですが、木曽観測所などの天文研究施設では、その姿を捉えようと準備中です。

観測キャンペーン:http://www.city.himeji.lg.jp/hoshinoko/kansoku/openobs/hayabusa2_obs.html
木曽観測所の速報ページ:http://www.mtk.ioa.s.u-tokyo.ac.jp/kisohp/NEWS/hayabusa2/hayabusa2.html


ちなみに、木曽観測所は、
2017年の本格導入を目指しているCMOSセンサカメラ「Tomo-e Gozen」試験機による挑戦というおまけ付きです。

うまく撮影できた場合、テレビのニュースでも放送されるかもしれません。
ではでは、朗報を待ちましょう!


<追記:19時02分>
無事、観測できたようです!!
中央を下から上に動いてるのが見えますね


2015年10月19日月曜日

三鷹・星と宇宙の日

こんばんは。約半年ぶりの更新になります。ダヴィデです。


相変わらず4年のこの時期になってもバイトにサークルと
下級生のときと同じような生活をしております。


先週末はSS会議を三鷹の国立天文台で行っていましたが、
今週の土曜日にもまた行くことに。

金、土に開催される三鷹・星と宇宙の日のスタッフを急遽務めることになりました笑

木曽観測所のスタッフの方々にはいつもお世話になっているので、
多少恩返しができればなーって感じです。

まあ、僕には、
「喋ると体力が回復する」という特殊能力があるので、
お客さんが来れば来るほど個人的には楽ですね。
(逆に、ボーっと暇をしていると体力を著しく消耗してしまう)

ではまた、土曜日に三鷹からブログを更新しま~す


2014年10月14日火曜日

2014年の最先端物理

ダヴィデです。
先ほど、夕食とりながら、日本vsブラジル見てましたが...
ここまでやられると気持ちいいですね笑。
ネイマールさすがです。

さて。
今年も10月になったわけで、そろそろ流行語の話題も出てくるかと思います。

去年ほど、有力候補とかはありませんが・・・・
「ありのまま」「レリゴー」は候補には入るでしょう。

国内歴代総合興行収入で3位にランクインしている、
「アナと雪の女王」の話です。

こちら、公式チャンネルが配信しているyoutubeの動画です。一通り、見てください。






気づきましたか?

2分4秒の階段を登る動き、3分5秒の表情等、すばらしくリアルなアニメーションになっています。

しかし、驚くべきは、最後の
「すこーしもさむくないわ」というところの口の動き、まさにその通りになってるところ!

25か国語で配信されていますが、各国の言葉の口の動きになるように、リップシンクというCG技術が使われているらしい・・・。
言語ごとに編集しているわけではないんです!

ちなみに、こちらが英語バージョンです。口の動きに注意してください。




さて、この主題歌の映像ではよくわかりませんが、タイトルからもわかるように、この映画において「雪」はとても大切。
雪のアニメーションの質の高さが、ヒットに少しつながったかも?

ハイレベルな物理が応用されていて、
元になったのは、
UCLAのJoseph M. Teran教授が昨年発表した論文。(元ページはこちら)
去年ですよ、去年。まさに最先端です。
まさに、この映画のために研究された感じなのですが、こちらにその概要の動画があります。




先に出てくるのが、実写で、後に出てくるのがCGです。もはや、言われないとわからないレベルですね・・・。
3分27秒から、男のキャラがスコップで雪を掘っていますが、まさにこのアニメーションが実際に使われています。

このアニメーションを作るには、雪の動きがどのような方程式で記述できるか、
ということを突き詰めていかなくてはいけません。


2014年、ついに人類は雪の運動をこのレベルで記述、再現することができるようになりました!
という話です。

案外、身近なところに最先端の物理ってあるんですね。



最後になりますが、特にDisney社の広告目的はございません。
あくまで、物理のお話なので。
(著作権は、それぞれの著作権者に帰属します)

2014年7月1日火曜日

私の人生はπラジアン変わった?

5.6月をそこそこSSに費やし、最近は学業のリカバリーをしているダヴィデです汗。
もう定期試験まで一ヶ月ですからね。とはいえ、W杯のせいで、勉強が捗りません。課題が常にdivしています。


今、格闘技の練習を終え、帰宅電車の中です。僕は3年なので、1年生を指導する立場にあります。「こことここの角度は60度ぐらいかなー。」というような説明をするのですが、当然、「こことここの角度は、1ラジアンぐらいかなー。」とは言いません。練習の2時間前まで、「コサインエヌパイは・・・」というような形で勉強してますし、帰宅してから解く問題も、もちろん、弧度法でなんですけどね。


大学で数学や物理を専攻する人のほとんどが読んでいるであろう、ある有名な本の序文の中でも、

「あの出来事で、私の人生は180°変わった」

という人はいるが、

「あの出来事で、私の人生はπラジアン変わった」という人はいない

というような一説があったように記憶しています(読んだのが4年前ぐらいなので、ちょっと怪しいです。汗)





中学3年生にsin、cos、tan を教える機会があったのですが、弧度法でまず、躓きますよね。
時間もなかったので、三角比のレクチャーに終わってしまったのですが、

度数法は、一年が≒360日だから、北極星を中心に他の星が一日に動くように見える角度を1度にできるね、っていう起源があるらしいのですが、これも今の時代、ほとんど役に立ちません。

弧度法で躓く中学生が多いなら、いっそ、小学生から弧度法にした方がいいんじゃないですかね?笑

まあでも、「30度、60度、90度」の直角三角形を、
「0.52ラジアン、1.05ラジアン、1.57ラジアン」の直角三角形って言うのはちょっと無理あるか・・・・


しかし、「ラジアンとかそんなんあったっけー」とかいう大学生になってしまうと、
地球上で最も美しいかもしれない数式、




にも出会えなくなってしまう!

そんな人を一人でも減らすため、周りの文系友達のため、
私生活でのも弧度法を使おうかなーと思った1日でした。

2014年3月19日水曜日

ジュニアセッション準備 in木曽観測所


お久しぶりです。ダヴィデです。


木曽観測所で、明後日21日から始まるジュニアセッションの準備をしています。

昨年の銀河学校2013 C班です。


銀河系の姿を探れ! ~楕円型or 渦巻型 ~
というテーマの研究をしています。


ポスターセッションと、口頭発表の準備をしてるんですが、
今年の口頭発表は去年までの2倍、6分です。長いような短いような・・微妙な時間です。


「一難去ってまた一難」、「三歩進んで二歩下がる」
そんなところです。


まだまだやることあるので、これで失礼しまーす汗












2013年12月28日土曜日

SS合宿

ソマノヌシです。

昨日、本日と東京大学天文センターでSS合宿を行いました。
SSのメンバーは普段の居住地が全国各地に点在しているため、メンバーが一同に顔を合わせる数少ない機会です。

今回の合宿では、メンバーの世代交代の準備、新たな授業作りなどを行いました。若い力のもと、今後も多くの充実した授業作りを行って参ります。
SSのホームページをリニューアルする計画が始まりました。
新ホームページ公開まで今しばらくお待ちください。


先ほど帰省ラッシュに巻き込まれながら帰宅しました。東京から帰ってくると地元は出発時よりも雪だらけでした。より寒さが身にしみます。

2013年12月17日火曜日

乱流と絵画





神奈川沖浪裏  (葛飾北斎、1831年~35年)


日本で最も有名な絵画、葛飾北斎の富嶽三十六景より。
この波は下から上に聳え立った壁のような形をしています。これは「孤立波」と呼ばれ、ソリトンと呼ばれる非線形波動方程式の解の形の一つ。とっても難しい、数学・物理的にレアなものなんです。


洋の東西を問わず、偉大な芸術家たちがこのような乱流に心を躍らせていたことがわかります。
いくつか紹介します。(絵の著作権はそれぞれの著作権者に帰属します。)


水の乱流のスケッチ(ダヴィンチ、1508年)
風の乱流のスケッチ(ダヴィンチ、1513年)


カラスのいる麦畑(ゴッホ、1890年)

木曽路ノ奥阿弥陀ケ滝(葛飾北斎、1833年)


糸杉と星の見える道(ゴッホ、1889年)
星月夜(ゴッホ、1889年)
富士三十六景より(歌川広重、1859年)
阿波鳴門の風波、(歌川広重)

2013年11月5日火曜日

正答率0.8%の問題

ダヴィデです。


2日の、
読売新聞(埼玉県欄)に興味深い記事がありました。

<記事の概要>
3月に行われた埼玉県公立高校入試の数学で、正答率が0.8%しかない「難問」が3題あったことがあった。
数学は2010年度以降、4年連続で平均点が50点(100点満点)を下回った。(42.4点。最も平均点の高い国語は65.6点。)
合否は合計点で決まるため、数学が難しすぎると、勝負は数学以外の教科になる。結果、「中学生の数学離れが進むのではないか?」、という懸念が生まれる。


埼玉県立総合教育センターのHPはこちら。(真ん中の平成25年度 入学者選抜学力検査結果)

新聞に載っていた問題(正答率0.8%の三問のひとつ)がこちら。





埼玉県教育局員さんのコメント

「思考力が問われるが、難しい問題ではない。『三平方の定理』など、授業で学んだ知識で解けるはず。」「(受験生は)一見して難しい問題を避けている。」



その通り!!実際に僕もこの問題を解いてみたのですが、本当にいわゆる「良問」だと思いました。

受験用の問題なので、みなさん制限時間3分で考えてみてください。


ただ一方で、実際の教育現場である、中学校の先生や、塾の先生から「難しすぎる」という声が上がっていることを考えると、「それもそうかもな」と思います。


個人的にはこういう問題は好きだし、残して欲しいと思うけど、それで数学離れが進んだら元も子もないし・・・・難しい議題ですね。



僕なりの解法は明後日アップします。


p.s.
松江北高校出前授業、サイエンスカフェも、いよいよ来週に迫りました。
しっかり準備をしたいと思います。




2013年10月19日土曜日

ファンタスティックな授業

ダヴィデです。



先日、このブログに投稿しましたが、夏休みに伊豆大島に行ったので、
今回の台風での伊豆大島のニュースを見ると、非常にショックです。

来週も木~金に台風が来るかもしれないみたいなので、準備が必要ですね。



さて、僕も後期の授業では、物理専攻ですから、

量子力学、電磁気学、熱力学、回路、複素関数などの授業をとってるのですが、
中でも「非線形」という授業があり、これがなかなかファンタスティックな授業です。


まず、
「いきなり非線形は難しいから、その前に線形の話をしますね」
という感じでスタートするのですが、突然非線形の話になっていたり、
また戻ってたり。

非線形の重要なテーマであるカオスの話もあるのですが、

「あの黒板がカオスだよなー」
なんて友達としゃべってたら注意されたり。

では何がファンタスティックなのかというと、
「問題は君たち自身で探してください。何が問題で、どうアプローチしていくか。こちらから問題を出して、その解を求めてほしいとは思ってません。」
と先生がおっしゃる点。



例えば、
微分方程式を解け。
という問題で、

「リッカチ型、いやベルヌーイ型だ。」
「積分因子使わないと解けないかー」

みたいな会話をしてる理系の大学生は(僕も含めて)結構多いと思うんですけど、

多分こういうことは少し数学のセンスがあれば、ちょちょっとトレーニングして身につくのかと思います。

もっと本質的な部分を自問自答していくトレーニングをもっともっと積みたいなーと思っていたので、
非線形は面白いです。わからないことだらけで。それで単位もらえるかはわからないですけど汗。


来月の松江北高校出前授業の準備をしているのですが、そんなことを考えている今日この頃でした~。




2013年9月3日火曜日

伊豆旅行

ダヴィデです。



総合格闘技サークルのメンバーで、伊豆大島に旅行に行ってきました。



山と海を同時に堪能する贅沢が可能です。案外、安い値段で行けますし、超おすすめ!!




褶曲




三原山。天気も良かったんで、最高でした!!こう見ると頂上まで遠そうですが、緩やかなので、歩いて40分ぐらいです。富士山と同じく、成層火山です。主な火成岩は玄武岩。


こんな感じで、空いているので、快適です。往復1時間半ほどで、すれ違った人は15人ぐらいでした。

火山噴火口

    
山頂より。最高の眺め



うっすら見えるのが、新島(右)と神津島(左)

海岸段丘



地学を高校時代に勉強してたんで、少しは文系の友達に薀蓄を話せました!
最初は聞いてたんですが、二酸化ケイ素の話らへんで、しんどくなったので、やめました笑。


二酸化ケイ素の含有率(重量%)で、火成岩の分類はされてるんですが・・・

友達「じゃ、玄武岩ってのは二酸化ケイ素含有率が低くて、塩基性で黒いのか。」

僕「そうだけど・・・違う。二酸化ケイ素含有率が低い火山岩を、玄武岩って呼んでるんだって」

友達「一緒じゃね?」

僕「いや。定義があるんだよ。順番があるんだよ・・・・。ン・・・」


・・・ダヴィデの苦悩は続きます。




最後になりますが、伊豆大島に行くなら・・・
1、絶対にレンタカーを借りる!!
2、べっこう寿司を食べる


五人で食べたのですが、全員そろって、
「妙な味だな・・・・。」「まぐろじゃないね。」「サーモンみたいだ。」

ブダイっていう鯛の一種らしいんですけどね。
青唐辛子をまぶすと、サーモンの味がするという結果が得られました笑。

味覚なんでせいぜいそんなもんです。人間、まず「目で味わってる」んですね、多分。




明日も、サイエンティフィックなネタを仕入れられる場所に行くので、帰ったら報告します!!












2013年6月11日火曜日

眠るとは

<Text by ダヴィデ>

3週間ほど前のバラエティの話です。

内容は、
運転中に襲われる睡魔に対して有効な方法を、お笑い芸人のはんにゃ金田が被験者となって検証する、というもの。

クイズ
1、コーヒーを飲む
2、簡単な暗算をする
3、ガムをかむ
4、氷を首の後ろに当てる
5、好きな音楽を聴く


さあ、どれが最も有効な方法か?

はんにゃ金田は頭に脳波を測る装置を巻いていて、
モニターには眠気を表す目盛が0~100で表されている。

当然、バラエティ番組では、具体的な測定方法云々に関しての説明はないのですが、
理工学部の学生としては気になってしまいます。


「パーセンテージの元になっている単位は何?」
「脳波の何を測定して『眠気』を測るの?」


この番組で実際にどのように測定していたのかはわからないのですが、
普通に考えると、脳波の「振幅」ですよね。

起きてるときは大きな振幅の波、
寝てる時は小さな振幅の波、っぽいイメージがありますから。


隣で一緒に見ていた父に訊いたのですが、
この方法だと不十分な場合もあって、バイスペクトラルインデックス(BSI)という方法もあるようです。

この方法はどのようなものか?
ー人間は起きているとき、一つのことに集中しているつもりでも、色んなことを考えている。
ーそのため、たくさんの種類(周波数)の波で脳波全体は構成されている。
ーところが、眠くなると、だんだん一つのことしか考えられなくなってくる。
ーそこで、脳波をスペクトルで解析して、その偏りによって「眠さ」を表そう!ということ。


答えは5番、「音楽を聴く」でした。
でも、選曲を間違えて、眠気を促進するような音楽もあるので、要注意ですね。

眠気と同じく、痛みや痒みもある程度測定できるかもしれません。
痒みの正体に関するナショナルジオグラフィックの記事です。(リンクはこちら)

2013年5月16日木曜日

日伊宇宙協力最前線

Cプロの授業が暇なので、ブログを書くことにしたダヴィデです。


一昨日の夜、
To do リストが溢れかえっていたため、(現実逃避ぎみに?)少しネットサーフィンをしてました。


何かイベントないかな・・・
ン? 何だ これ?

日伊宇宙協力最前線


イタリア?

SSメンバーの中に、宇宙工学を専攻してて、ローマ大に留学していた人がいる訳で・・・
ここで
イタリア?
と?を持った自分に反省しつつ、


いつやるんだろ?
明日かよ・・・。忙しいな・・。無理だ・・・。

まあ、定員だったんで、どっち道、行けなかったんですけどね。

ニコニコ動画で生中継をする、と書いてあったので、
それで昨日は後半部分を見ました。

見始めたのは、
早稲田大学の鳥居教授の話がちょうど終わったところで、

宇宙飛行士の野口聡一さんとRoberto Vittoriさんのお話・・・
ISSで「眠る」のは本当に大変だな・・・とか、
スプライトきれいだな・・・

 地底湖での合同訓練の話が一番興味あったんですが、具体的な内容は聞けませんでした・・。
宇宙兄弟読んでる人だったら「グリーンカード」の話とか質問したいですよね。


では、SS会議に向けて今夜プレゼンの用意をします!



2013年4月1日月曜日

銀河学校3日目、4日目

こんばんは。ダヴィデです。

遅くなりました。
銀河学校3日目、4日目のレポートです。



三日目の発表会。
誰かさんが「攻めのB班」を宣言したため、発表一番手はB班となりました。
「二番の方がよかった・・・」と思ったB班の生徒は本当にいなかったんですか?
共にラスト発表を希望したA班とC班でしたが、じゃんけんでC班が勝ち、最後に発表することになりました。


C班の発表ですが、なぜか机に・・・


 今治市ゆるきゃらのバリイさんです。


 C班の発表、この写真だけ見ると、まるでコントです。




                    発表会後の夕食会。



星の進化ゲーム、激アツでした。
みんな寝そべっていますが・・・

こちらが入校式の写真です。

わずか55時間でモラルが著しく低下してるのが、わかります。



次にTA自己紹介
 
                   当ててもらい、満面の笑顔です


もういっちょ!
虚を突かれながらも、何とかピースを決めています
さすがです


そして、この写真が噂の・・・

左の「出べそ」の人も腕組んでないで、土下座しないとダメでしょ。

              奥の方の数名も横になってるだけですね・・・
              一人仰向けもいるし。

               
                  時計を見てください

                こんな時間まで付き合わされました。
                嘘です。一緒にフィーバーしてました。



                今回の銀河学校では四日目に
               ポスターセッションを行いました。
               

         本当に楽しい銀河学校でした!

2013年3月27日水曜日

銀河学校2013始動!


こんばんは。ダヴィデです。
銀河学校2013が始まりました。


A班、「木星の衛生の探査」
B班、「食を起こす近接連星の観測」
C班、「銀河系の姿を探ろう!」

というテーマで三泊四日、頑張っていきます。


我らがC班はあいにくの悪天候により、本日の観測はできませんでした。

そのため、予備観測のデータを使って、一次処理を行いました。

一次処理はスムーズにいったので、明日から本格的な解析に移れそうです。


今日(26日)の写真を載せます。

講義:天体観測の入口

観測の説明
一次処理の説明

2013年3月22日金曜日

銀河学校に参加したきっかけ


お彼岸になると、牡丹餅を食べ過ぎるダヴィデです。


来週に木曽観測所で行われる銀河学校のTAになりました。
今週は、TA企画のレクについて考えています。


僕は二年前の銀河学校に生徒として参加したのですが、そのきっかけについて話したいと思います。



僕は柔道部に所属していて、週に6日の練習がありました。



高校2年時、典型的な運動部の生徒の生活を送っていました。

1、体のどこかしら(主に肩や肘)に痛みを抱えながらの登校
2、授業をテキトーに聞く。
3、夕方の部活(約3時間)
4、帰宅したら、風呂・夕食を済ませ、すぐに寝る


こんな毎日だったので、銀河学校のようなサイエンスに関するイベントとは無縁でした。


ところが、高校2年の1月の試合で、アクシデントに見舞われました。


          右腕橈骨骨折


僕:  え!?

医者: 来週に手術をして、プレートを腕に入れます。
    夏休みにプレートを取るための二度目の手術を行います。
    柔道はそれからですね。

僕:  6月にインターハイ予選があって、それが高校最後の公式戦なのですが・・・

医者: 右腕だからね・・・。しっかり治さないと一生大変だよ。

母:  そうですよね。

僕:  ・・・・・。



この時点で選手としての、僕の高校柔道は終了しました。

退院した後も、
肉体的な苦痛に加えて、精神的ダメージが大きく、
サッカー日本代表のアジアカップ優勝の快挙さえも、慰みにはなりませんでした。


そんなときでした。

地学の先生が
「こんなイベントあるよ。興味ある人は相談してね」
と銀河学校の存在を教えてくれました。


先生が熱心に話していたので、ポスターを見たのですが、
心の中では

「フン。行くわけないだろ。こっちは腕が痛くて、それどころじゃねーんだ」

と思っていました。



ところが、数時間後、家に帰ると、何だか心の一部に違和感がありました。

何と無く、ネットで「銀河学校」を検索すると、急に考えが変わってきて、

「いや待て。今まで部活でこういうイベントに参加できなかったけど、今回はケガしてるから、許可がおりるだろう。普通に考えて、二ヶ月後には痛みはない。宇宙とか好きだしなー。なんか楽しそうだなー。行くしか!」

こんな感じで、急に銀河学校に参加したいという衝動に駆られ、応募しました。


めでたく書類審査に通ったのですが、
そこに銀河学校に参加するみんなの自己紹介が入っていて、

「ヤバイな・・・」

と思いました。天文部や科学部に所属している人ばかりだったからです。



震災の影響で、夏開催に延期になったのですが、
(腕もだいぶ回復していたし、部活は引退していた)


研究施設の見学以外は、こういったイベントに参加したことがなかったので、
参加前は不安を抱えていました。
しかし、銀河学校の3泊4日を楽しみ、
その後のジュニアセッションにも参加して、
SSのメンバーとして現在活動している。


なので、TAを務める今回の銀河学校では
生徒全員に「参加してよかった」と思ってもらえるよう、
一生懸命サポートしていきたいと思います。



もしあの時、ケガをしていなかったら・・・銀河学校に応募していたか?SSのメンバーになっていたか?


わからないですね。
いずれにせよ・・・左心室の内壁だか、僧帽弁だか、
僕を翻意させた心の一部はどこだったのか?

そんなことを考える今日このごろでした。

2013年3月5日火曜日

世界が止まる90分


<Text  by ダヴィデ>


 日本時間3日未明、日本サッカー界にとって衝撃的な出来事が!英国の名門、マンチェスター・ユナイテッドに所属する香川真司が、ハットトリック(1試合で3ゴール)を達成!

 今日5日(日本時間6日午前5時)には、そのマンチェスター・ユナイテッドが、C・ロナウドらのスーパースターを擁すレアルマドリードと対戦する。恐らく500万人以上の日本人(だいぶ盛ってるかも?)、10億人以上の地球人(こちらはどっかの学者の予想)が待ち望む究極の一戦、まさに世界が止まる90分である。この一戦で香川が得点を決めたら、サッカーファンならずとも、いやがおうにもこのニュースを目にすることになる。(この投稿を読むときには、すでに結果が出ている方も多いと思います。)

レアルマドリードのCロナウド
(C・ロナウドのFacebookより)
ハットトリックを達成した香川
(マンチェスターユナイテッドのFacebookより)
 

 振り返ると、香川は去年の10月末から約2ヶ月間、膝の負傷により欠場していた。先日、日本代表の長友も膝を負傷したし、本田圭佑も1年前に膝を損傷した。躍進を期する日本代表にとって各選手の「膝」の状態がアキレス腱とならないことを願う今日この頃である。


話は変わり、昨日、テニスのナダルが復活したというニュースが入ってきた。



僕はあまり、テニスには興味はないのですが、このニュースはとても興味深いものだった。
というのも、ナダルが長期離脱をしていた原因は「膝」の故障だったからだ。そう、「膝」である!そして、この復活劇は「PRGF」という新たな治療法の存在なくして語れない!
 
 この治療法はサッカー界ではC・ロナウドやメッシを始め、本田ら多くの選手が使っている。(恐らく、香川と長友は使っていない)

今日はこの「PRGF」について話したいと思います。
タイトルはあまり関係ありません。

ここで、簡単にこの治療法について簡単にまとめます。

<PRGFの概要>

  • Plasma Rich in Growth Factorsの略。
直訳は、「血漿中の活性化した豊富な成長因子」※ニュアンス的には修復因子
平たく言えば、「血小板を多く含む血漿」のこと

  • スペインのBTI社の研究者が開発した再生医療の一つ。

(日本でも行われているが、本場はスペイン)
  • 歯周病など口腔関係の治療のために開発された。
  • 約5年前からスポーツ医療にも使われる。


PRGFの日本語公式ページはこちら。



「再生医療」といえば真っ先にIPS細胞を連想しがちで、「近未来の医療」だという認識が強いと思います。しかし、すでに始まっている再生医療もあるわけです。

実際、僕もこの治療を体験しました。親知らずの抜歯です。
どのような手順を踏んだ治療だったのか、このブロクでは簡潔に説明します。

  • まず、抜歯を始める前に、採血をします。


  • 次に、抜歯をしてもらうのですが、その間に採血した血を使って、PRGFつまり修復因子を作ってもらいます。


  • 採血した血に薬を加え、遠心分離機にかけます。(左の写真)

この機械が数億円するらしいです。
大学1,2年生の実験の授業で使うのとはレベルが違いますね。





     

分離後の血液です。上の黄色い層に「成長因子」がたくさん入っています。

下の層は赤血球を中心としたものでできています。まさに赤(というより黒?)ですね。白血球も下の層にあります。


上の層にあるのは血小板です。
血小板が黄色いと知らなかった方!
成分献血に協力して、自分の血を直に見てください!









温めて、プリンのような形状にします。







抜歯を終えると、元々歯があった場所は穴ができた状態になります。普通の治療はここで縫合するのですが、この穴にPRGFを詰め込んでから、縫合します。(被写体は私、ダヴィデです)

これで治療は終わりです。





すると、このPRGF内の成長因子が、骨や組織の再生を促し、通常よりも早く治るわけです。

元気な部位の血液をとって、分離して血小板とフィブリンの濃度を高め、それに薬剤を加えることで、修復したい部分の、修復に必要な成分の濃度を高める。


因みに僕は、左下の親知らずは普通の治療法で抜いて、右下の親知らずをPRGFで抜いたのですが、PRGFの方が、

治療の当日、翌日は痛いが、3日目にピタッと痛みがなくなる。

ことがわかりました。(個人の感想です。)
一旦収まったら、もう完璧です。あっという間に歯肉が出来上がっています。一日目がとても痛いのは、まだ腫れている段階なわけで、詰め物をしたらもっと腫れるという理屈です。(おそらく)

ちなみにCGFという治療法もあります。これはPRGFと似ている方法なのですが、採血したのを、分離し、(薬を入れないで)そのまま詰め込むというシンプルなものです。
自分の血を移動しただけなので、効果はPRGFと比べて小さくなりますが、安全かもしれませんね。

抜歯が苦手なあなた!是非試してみてはいかがでしょうか。

長文をここまで読んでくださったあなた!
「○○選手が膝の治療のためスペインへ・・・・」
というようなニュースを見た時、「あー、あれか」と思い出していただけたら幸いです!
 

2013年2月22日金曜日

Mathematica(2) ~カオス!?~


行きつけの本屋のサイエンスコーナーのスペースが半減しました(涙)


おはようございます。ダヴィデです。

前回の、Mathematicaの話の続きです。


どうせ全部0になると思いながら、
式(1)と式(2)の手法で求めたときの差を求めてみたのですが・・・・




(横軸はn、縦軸はx_nを(式(1)と式(2)の手法で求めたときの差)



「あれ?」「何だこりゃ?」n=50ぐらいのところまではいい感じ。そこからはメチャクチャ・・・。





先生の解説をまとめます。

この写像は「ロジスティック写像」という「カオス写像」の一つ。

数値計算では無限桁を扱えないため、少数第何位か(20位?50位?100位?)では、誤差が出てきてしまいます。
式(1)では誤差を含んだ値を代入し、また代入し・・・という作業を繰り返しているため、誤差は次第に大きくなっていきます。(指数関数的に増える。)
一方、式(2)はストレートに求めているため、誤差はない(厳密解)。


(3)では、n=1の誤差は少数第17乗のオーダー。そこから次第に誤差は成長し、n=50付近で、少数第3位、第2位のオーダーになってしまいます。そして、n=55ぐらいからはマイナス1乗のオーダーの誤差になる。そもそも解が0~1の値域しか持たないのだから、n=55以降の式(1)の方の値は近似的にも成り立たない、全く意味のないもの。



つまり、
 初期条件(この場合、x_0)と運動方程式がわかっていても、将来(x_n)を予測できない!!
 これはニュートン力学的にはあってはならぬ話です。

(1)で「収束しない」と言ったのですが、解はあるので、「ランダム」というわけではなくて、規則性はあります。

また、x_0の値がほんの少し(例えば0.1と0.1000001)違うだけでも、将来は全く違うものとなります。これは(2)の式を考えればわかるのですが、nが大きくなれば、2^nはメチャクチャ大きくなります。初項の差が小さくても、sin関数の周期が2πであることを考えれば、明らかにx_nは全く違うものになります。

これを初期値鋭敏性、あるいはバタフライ効果と呼ぶらしいです。この赤字の性質は「カオス」の持つ性質です。
(※一般項が求まる場合、つまりランダムではない場合でも今回のようにカオスと呼ぶ。)



 この「ロジスティック写像」は生物の世代交代を表したりするのに用います。個体数が少ない時はほぼ繁殖率(式(1)の4の部分)に比例し、あまり繁殖しすぎると、住処やエサがなくなって次の世代は減る。

 係数(式(1)の4)を変えた場合の「カオスの窓」等の話は領分を超えているので、控えます(笑)。



感想

1・・・・・・Mathematicaはうまく使わないといけない!
2・・・・・・カオス≠混沌

1は言わずもがな。スパコン等も結局使うのは人間ですから。
2:混沌は「天地が開かれる前の状態」ですからね~。規則がある時点で混沌ではないですよね。概念的なものを訳すのは難しい?

3・・・・・・アウトプットするって大切ですね。