2014年10月14日火曜日

2014年の最先端物理

ダヴィデです。
先ほど、夕食とりながら、日本vsブラジル見てましたが...
ここまでやられると気持ちいいですね笑。
ネイマールさすがです。

さて。
今年も10月になったわけで、そろそろ流行語の話題も出てくるかと思います。

去年ほど、有力候補とかはありませんが・・・・
「ありのまま」「レリゴー」は候補には入るでしょう。

国内歴代総合興行収入で3位にランクインしている、
アナと雪の女王」の話です。

こちら、公式チャンネルが配信しているyoutubeの動画です。一通り、見てください。






気づきましたか?

2分4秒の階段を登る動き、3分5秒の表情等、すばらしくリアルなアニメーションになっています。

しかし、驚くべきは、最後の
「すこーしもさむくないわ」というところの口の動き、まさにその通りになってるところ!

25か国語で配信されていますが、各国の言葉の口の動きになるように、リップシンクというCG技術が使われているらしい・・・。
言語ごとに編集しているわけではないんです!

ちなみに、こちらが英語バージョンです。口の動きに注意してください。




さて、この主題歌の映像ではよくわかりませんが、タイトルからもわかるように、この映画において「雪」はとても大切。
雪のアニメーションの質の高さが、ヒットに少しつながったかも?

ハイレベルな物理が応用されていて、
元になったのは、
UCLAのJoseph M. Teran教授が昨年発表した論文。(元ページはこちら
去年ですよ、去年。まさに最先端です。
まさに、この映画のために研究された感じなのですが、こちらにその概要の動画があります。




先に出てくるのが、実写で、後に出てくるのがCGです。もはや、言われないとわからないレベルですね・・・。
3分27秒から、男のキャラがスコップで雪を掘っていますが、まさにこのアニメーションが実際に使われています。

このアニメーションを作るには、雪の動きがどのような方程式で記述できるか、
ということを突き詰めていかなくてはいけません。


2014年、ついに人類は雪の運動をこのレベルで記述、再現することができるようになりました!
という話です。

案外、身近なところに最先端の物理ってあるんですね。



最後になりますが、特にDisney社の広告目的はございません。
あくまで、物理のお話なので。
(著作権は、それぞれの著作権者に帰属します)

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